ソニーウォークマンNW-WM1Z/WM1A、ソニーヘッドホンステレオMDR-Z1R 先行体験会レポート #音質へのこだわりを全て
ソニーウォークマンNW-WM1Z/WM1A、ソニーヘッドホンステレオMDR-Z1R【ソニーフラッグシップモデル ブロガー限定先行体験会のイベント】に参加しました。
音楽はスマホで持ち歩くので、ウォークマンよりヘッドホンに興味があって参加してます。普段は1〜2万円のイヤホンを愛用しているので、「いい音」を堪能したかったのです。
いい音ってなんだろう
ヘッドホンやイヤホンのレビューを見ると「音がいい」とあり、「低音が響く」「高音も逃さない」「音の広がりが絶妙」などが続きます。
ずっと前から疑問でした。レビューしている人たちが望む「いい音」ってなんだろう? と。今回のイベントで1つ答えがでました。
ヘッドホンに求められる「いい音」とは、音の作り手の思いをそのまま伝えられるヘッドホンだ
音楽をなりわいにしている友人が遊びに来たとき、おもむろに自分のCDを私の2、3万円くらいのMDコンポに入れて聴きだしました。
真剣な顔で聴いている友人を見ながら、私は申し訳ない気持ちになりました。
友人は「(一般リスナーが)どんな音で聴いてくれているのか参考になる」と言ってましたが(それは本心なのでしょう)私としては、精魂こめて作り上げた作品を彼が望む音で聴きたいと思いました。とはいえ、「望む音」が分かりませんし、簡単には叶えられません。
ソニーヘッドホンステレオMDR-Z1Rは、まさに、「音の作り手の想いを遜色なく届けてくれるヘッドホン」なんだと思います。
作り手の想いを届ける音作り
ソニーヘッドホンステレオMDR-Z1Rの音は、ニューヨークにあるソニーミュージックのスタジオのブースで聞こえる音を再現しています。
スタジオのブースで聞こえる音が、作り手が「最高だ」と調整しまくってる音ということですよね。ソニーヘッドホンステレオMDR-Z1Rの開発時、そのソニーのブースにこもって、「ブースの一番いいところで聞こえる音と同じ音をヘッドホンで再現した」そうです。
調整した内容はノウハウだから秘密とのことでしたが、複数のユニットを持っていって組み合わせを試したり、その場で削ったりもしたそうです。
こだわりのポイントをいくつか紹介します。
自然界の法則をヒントにしたグリル
ヘッドホンを受け取ってすぐに気になった、ドライバユニット内のグリル部分。
お花の柄みたいになっていてかわいいなぁと思いました。
かわいいだけではなく、むしろかわいさとか求められてなくて、「フィボナッチ数列」ヒマワリの種を敷き詰める法則をはじめ自然界の者をヒントにした数列で、音が抜けるときに邪魔にならず、耳に届けられるんだそうです。
スタジオの空気感を再現するハウジングの形状
ドームの中心をずらすことで、空気感を再現しているんだそうです。貝を耳に当てたときの話などわかりやすく解説していただきました。
耳を覆うドライバーユニットの大きさ
一般的な耳の大きさ65mmより一回り大きい70mmで耳を完全に覆います。
豪華なケース
音とは関係ありませんが。20万円のヘッドホンなので、シリアルナンバー入り豪華なケースに入っています。
写真がくらい! ˚‧º·(˚ ˃̣̣̥⌓˂̣̣̥ )‧º·˚
少しだけ試聴しました
開始前(?)に一人7分ずつ試聴タイムがありました。音は正直よく分からなかったです。写真撮ったり慌ただしかったりしたのもあったのですが、受け取ってそのまま聴こうとしたら、ボリュームがMAXで耳が壊れるかと思いました>< ヘッドホン投げつけそうになりました。危ない。
ボリュームは確認しましょう。だってそんな状態で手渡されると思ってないから・・しばらく、耳がぼーっとしちゃって勿体なかったです。
頭のサイズに合わせるのはスムーズでした。この辺は高級ヘッドホンなら当然かもしれませんが、違和感がなくて、長時間つけていても頭や耳が痛くなることはなさそうなソフトなつけ心地でした。
解説を聞く前に試聴だったので・・・しかも、7分だったので、絢香の三日月を聴きましたが、バタバタしすぎてて正直堪能はできませんでした。
銀座のソニーショールームで試聴できるので、お近くにお越しの際は立ち寄って試聴だけでも是非。
ケーブルにもこだわる
付属のケーブルとは異なるケーブルが用意されていました。最高級の組み合わせだそうです。恐縮です。ケーブルだけでも高そう。
わかりにくいですが、2色のコードが編み込まれています。
外観写真など
装着後自撮りしてみると、大きくてびっくりしました。
屋内向けなんだそうです。外で使ってもいいけど、大きいので「変態感」が出ると笑いを誘っていました。
雨や埃には弱いそうなので、自宅や屋内での利用がお勧めとのことでした。
いい音は、デバイスも重要「ソニーウォークマンNW-WM1Z/WM1A」
残念なのは普段聴いているポルノグラフィティとかで聞き比べできなかったこと。絢香さんで試聴しても彼女の声はどんな環境でも魅力的だから。。特に三日月は。。
もうすこし、音色が多い歌の方がよかったかもと思ったのですが、7分の試聴時間は無情にも過ぎてしまいました。
ソニーウォークマンNW-WM1Z/WM1Aも、なかなか変態チックな開発のみなさんのお話が聞けました。
基板も見せてもらいましたが、なんのコメントもできない。。とにかくこだわっていて、その基板を使ってもっともいい音になる外装を探します。
試作段階のも聴いてみたかったです。自分の耳でどれほど聞き分けられるのか試してみたかったです。そこで、聞き分けられない耳しか持ってないなら、30万のウォークマンはいらないのです。
ゴールドはめっちゃ重いです。持ち歩けるように設計しているとのことですが、重いです。ヘッドホンの担当の方が、持ち歩けると聞いたときに思わず苦笑いするくらい重いです。(ヘッドホンは屋内で使うことを想定していますとのこと)
重すぎて、操作しやすいタッチパネルなのに、リモコンがついてきます。
こちらも、ソニーショールームで試せるので是非どうぞ。
購入はためらう金額ですが、開発のみなさんの変態さが伝わってきてとても楽しかったです^^ありがとうございました!
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