竜とそばかすの姫 とか諸々(ネタバレあり)
竜とそばかすの姫見てきました。
細田守監督の新作です。
ちょっと頑張れば徒歩圏内に映画館があるってすごくないですか? 多分人生初です。いや嘘か。静岡で一番初めに住んでいた家なら・・。街まで徒歩で行けなくもなかったかな。自転車持ってたから歩かないけど。
引っ越して結構経ちますが、コロナ禍になって家の周りの活動範囲が広がったことで見つけました。
娯楽を渇望している令和3年の2021年。徒歩圏内の映画館の存在はありがたいなと、痛感しました。
竜とそばかすの姫 感想
見終わったあと、すごく心が暖かくなる物語でした。
途中、ツッコミどころ満載で、なかなか没入できないところもあったんですけど、最終的に、エンディングの方は、ソーシャルディスタンスの関係で座席が1つづつ空いていて人が少なかったからか、劇場の冷房が効きすぎていたせいか、ずっと鳥肌でした。
おかしい、、そんな没入してなかったのに。
あと、女性の啜り泣く音も聞こえました。怪談話です。
ほんとにね。座席に着いたら、蓋付きの缶コーヒー(飲み残しあり)が逆向きに刺さってて、コロナ禍においてまじ有り得ないだろと、久々の映画を楽しみにしていた心を折られましたが、見終わった後は、あったかい気持ちになって、飲み残しコーヒーをゴミ箱に捨ててあげる優しさが芽生えました。
外にいたスタッフの方が受け取ってくれたのですが、飲み残しがあったからか少し嫌そうな顔をされてしまいちょっと嫌な気持ちになりましたが。まぁいいかと思えるくらいほっこりした気持ちにさせてくれました。
ほっこりした気持ちのショッピングモールは危険
素敵な映画を見て、いい時間を過ごした後のショッピングモールは危険ですね。目にうつるお酒などを買ってしまいます。
ちなみに、劇場内で飲んでたドリンクは、
こちら・・・ではなく、
こっちにしました。ハニーレモネード甘くて酸っぱくって、美味しかったです。別の映画のモチーフですけどねw
イオンシネマ板橋、席が空いていたこともあって、私が苦手なポップコーンの甘い匂いで気持ち悪くなることもなく快適でした。換気を強化したこともあるのかな?
ツッコミどころ満載
WWWの世界の末端にあるブログでネタバレ書いたところで嫌がる人もいないでしょうと。
声優さんの顔が浮かんでしまう
竜とそばかすの姫、楽しみにしていたこともあり事前番組とか結構チェックしてました。ベル/すず役の中村佳穂三を目にすることも多く。
劇場見てる時も、彼女の顔がチラチラ見えてました。個人的には声優の中の方は出来れば知りたくない、知らない方が物語に没頭できるので知りすぎない方が良かったと思いました。
声での演技は大変だと思うし、演技力はすごく良かったんだと(別にプロじゃないからわからないですけど)思ったのですが、それでもやっぱり、プロの声優さんはすごいなって思います。
中の人(声優さん)を知っていても、別のキャラクターとして楽しませてくれる。すごいですよね。
それでいうと、SAOのユナ(神田沙也加さん)とかすごいなって思います。彼女はアナもやってますから、声優未経験ってわけではないですけど。神田沙也加さんのライブとか見に行ったことがあってご本人をファンとして知っていてもユナはユナです。ヒロアカの志田未来さんも、声優さんかと思いました。すごいなって思います。
何回か見れば、中村さんのスズ/ベルも慣れるんでしょうけど。
実際、終盤は没入しまくって鳥肌止まらなかったですし。
竜、心開くの早くね?
めちゃくちゃ人を拒んでたのに、竜、ベルに心開くの早くね?? って心を開いたあたりでは思ってました。最後まで見れば違和感ないんですけど。むしろ納得なんですけど。
あの父親、怯えて逃げるのなくね?
スズちゃん、すごいと思うんだけど、あの場で腰抜かして逃げるって、私の中の父親像から想像できなくて違和感でした。
「そういう男だっているだろ」
と言われれば否定できないのできっとそういう人もいるんだろうと納得しましたが。
こ う い う 感想をさ。見終わったあと、居酒屋とかで話したいですよねぇ。
ライブ行きたいと心の中で何度も何度も叫んでいますが、ライブと終わったあと、感想を友達とワーワー言いたいんですよ。台湾ライブの後、フラット立ち寄ったお店でたまたま居合わせたポルノファンの方も交えてワーワー楽しんだあの日々が懐かしい。
しっかし竜の正体そこかーーーーって思いました。あの辺からです。多分。鳥肌止まらなくなったの。
ディズニーっぽい
ベルのキャラクターデザインを、ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオで『アナと雪の女王』『塔の上のラプンツェル』『ベイマックス』『モアナと伝説の海』などのキャラクターデザインを手掛けたジン・キムさんなのが大きいのでしょうが、突然歌い出すところとか踊り出すところとかカメラワークとか、その時の美しさ、所作なんかがディズニーっぽいなと。
美女と野獣を見たくなりました。この間録画してたのにHDD壊れて吹っ飛ばしたの痛。また地上波でやって欲しいです。
コロナとか政治とかオリンピックとか
コロナはもはや常設イベントなんですけど。今日、2021年7月22日、世の中の関心はオリンピックです。明日開会式のようですが、先日、音楽を担当していた小山田圭吾さんの件で、空気が重くてとても嫌です。この件についてテレビで話す人から出ているオーラみたいなものが一同に黒い。
25年前に掲載されたインタビューの内容がひどいと、四半世紀たった今、大炎上しているんですよね。
インタビュー自体は読むに堪えないらしいので読んでませんけど(気分害すとわかっていて蓋を開けるほどマゾじゃないです)まず、いじめに関しては、当人の問題だと思うので、被害者の方に直接相談されたら聞きますけど、完全な部外者だし、その場にいたわけでもないので何も言えないと思っています。
小山田圭吾さんも面識もなければ直接ライブとかで見たことも多分ないので、本人を知らずにバッシングなんてしません。自分が直接見たこと、聞いたこと、感じたことしか信じません。
雑誌のインタビューに関しても同じで(読んでない奴が言うなって思う方もいるかもですが)、編集が入ると、本当はそいういう意味じゃないのになって加工されることはよくあります。
たとえ肉声であっても、自分自身も平昌オリンピックの時、ゆず2018の活動の中で、「ゆず2018」ってうちわを持っていたため取材を受けたことがあり、「ゆず」だって言ってんのに各局「羽生結弦さんのファンだ」という前提で、彼の話をするまで終わってくれなくて、もちろん羽生選手の活躍も、彼を長く応援してきたファンの方にお話を聞く機会があったのでそれまで以上に深く知ってたので答えられましたけど「ゆづ」じゃなくて「ゆず」なのに、なんでそんなふうに答えてしまったんだろうと、その日家に帰ってからひどく後悔しました。
メディアって言わすじゃないですか。欲しいセリフを。
小山田さんご本人を知らないっていうのはそういうことで、もしかしたらそのインタビューを受けた後、記事が掲載された後、過去何回か炎上した時に、深く深く反省をしたことがあったかもしれない。そういう人かもしれないじゃないですか。
実際、今回の謝罪文にだって反省の文があったわけで。それで許す許さないは被害者の方が決めることだと私は思います。
オリンピック委員会の方だって、いじめを容認して小山田さんを選んだわけではもちろんなく、彼の才能を選んだのでしょう。そんなことわかってるじゃないですか。それなのに「こんなひどいことを四半世紀前にした人を採用するなんてひどい」という世の中の声から、今の状況になっているのはモヤモヤします。
小山田さんをよく知る人が「あの人は反省なんかする人じゃないよ」って思われるかもしれませんが。知りませんけど。
丸川珠代五輪相が「いじめはゆるされません」と会見してるのを見て、寄ってたかって一人をぶっ叩いている風潮を正義のように封じるメディアを見て、ああ、日本からいじめは無くならないなって思いましたorz。
世論の刃
何年まえでしょう。初めて「Twitterの声」を政治に反映したのは。
びっくりしましたし、市民の声を聞いてくれるんだと嬉しく思ったことを覚えています。
でも、コロナ以降オリンピック(つまり今)まで、ちょっと世の中の声聞きすぎじゃないかと思います。
世の中の声=(特に炎上している)TwitterやSNSのつぶやき
っての不可解です。ネガティブな意見が広がりやすいTwitterやSNSの世界の特徴で、大きな声のように見えます。でもそれが民意では決してないと少なくとも私は思います。
政治家の皆さんは、専門家です。政治は、本当に難しいと思います。世の中のあらゆる問題を総合的に判断し未来を見据えた上で決定をする。知識と経験、未来予知の知見、リーダーシップ、さらにはカリスマ性。求められる要素は本当に多く、それらが携わっている人たちです。
ネット上の声を参考にするのは悪いとは言いません。それも一つの「問題解決」でしょう。でも、流されすぎているように映ります。それで本当に大丈夫? と不安になるほどに。
エンターテインメントは本当に必要だと
モヤモヤすることが多い世の中で、未来へ進む活力をくれるのがエンターテインメントだなって、映画を見に行って思いました。
私の中のエンターテインメントは、ほぼLIVEなんですけど、今はポルノグラフィティさん活動してないんで。
現実から少し離れた世界に、2時間という短いけど濃い時間の中で、モヤモヤした気持ちとか吹き飛ばして、明日からまた頑張ろうと思える、そんな大切な場所。
ワクチンを打って、コロナ禍の我慢の苦しみの出口が少し見えてきている気がしています。また裏切られるかもしれないから心がダメージを受けないように最悪のシナリオも考えてますが。
そんななか、たくさんの人が工夫しながら映画を作り届けてくれる。ありがたいことだなと思います。
この後も、8月公開の僕のヒーローアカデミア
昨日も予告編見ながらニヤニヤしてましたよ。デクくんほんと何やった??
10月公開のソードアートオンライン
竜とそばかすの姫もVRMMOですが、私の中では元祖VRMMO。こちらもとても楽しみです!!
アニメばっかだな(笑)
これらの映画を、頑張れば歩いていける(多分横アリから菊名駅より近いかもしれないくらいの距離)で見られるなんて幸せです。上映される劇場になりますように!
さらに、イオンカードの中でも、イオンシネマに対応している「イオンカード(ミニオンズ)」「イオンカード(TGCデザイン)なら、いつでも1000円で見られるってすごくないですか??
いつも、レディースデイとか、安くなる日を狙って映画楽しんでいたのに。なんてことだ!! カード作ろう。
佐藤健さんは声だけでもカッコよかったです
竜の声、佐藤健さんだったんです。知った上で見たので、佐藤健さんの声だなって思いましたけど、言われないと気が付かなかったんじゃないかなと思います。
イオンからの帰り道、不意に思い出しました。この間夢に出てきたぞ、佐藤健さん。
たくさん人がいて、佐藤健さんもいて。隣の部屋(扉とかはなく繋がった空間)に三浦春馬さんがいました。
健さんとなかなかお話しできないので、隣のお部屋に行こうとしたら、不意に佐藤健さんに呼び止められる夢でした。
目が覚めて、久々に夢にイケメンが出てきたなーって幸せな気分だったんですけど。。
こわ。
夏なんで最後にちょっとした怪談話を書きました。
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