『君子無朋(くんしにともなし)〜中国史上最も孤独な「暴君」雍正帝〜』東京公演

コロナ感染爆発真っ只中の東京では、現在東京オリンピックが絶賛開催されています。

元々チケットも外れてましたし(といっても、どこかで入手して何かしら見に行きたいなとは思っていましたが)自宅観戦を楽しんでいます。

始まる前は、中止を求む声があったり、関係者がバタバタと辞退したり、トヨタがオリンピックのCMやめること発表したりと、逆風吹き荒れる中開催されているわけです。

開会式も見ましたが、期待した「次から次へとワクワクするようなエンターテインメントが押し寄せてくる開会式」ではなく、とてつもなくシンプルでしたね。

「躍動する血を表してます」なんてアナウンスがないとわからないし、歌舞伎に込められた意味だって、日本人でさえ聞かないとわからないデスよ。

無観客になる場合と有観客の場合と。というかそもそも海外のお客様は来られないこと決まってたんだから、日本らしくVTuber的なキャラクターに説明させたりそこら辺の融合はこの2年のコロナ禍の配信ライブで色々試してるの見てきたから、せめてそんくらいあってもいいんじゃん? と思ったり。

期待値が高かったこともあり、残念な印象の開会式だったわけですが。開会式で唯一良かったのは、各国から来た選手がとても楽しそうだったこと。

やっぱコンテンツありきですよ◎

スポーツ観戦は楽しいし、日本人選手もすごく活躍してるし、めっちゃハマってます。めっちゃ見てます。選手の皆さんの筋肉に触発されて必要以上にリングフィットフィットボクシングしたら寝違えましたorz

オリンピック。これはみんな家で大人しく見てるでしょう!と思いきや、東京のコロナ感染者は2000人軽く超えてます。落ち着くといいですね。

『君子無朋(くんしにともなし)〜中国史上最も孤独な「暴君」雍正帝〜』見ました

7月25日 東京 池袋の東京芸術劇場 シアターウエストにて開催された舞台『君子無朋(くんしにともなし)〜中国史上最も孤独な「暴君」雍正帝〜』見てきました。

現在東京では、座席の50%もしくは5000人以下の制限がありますが、シアターウエストのキャパは最大278席なので間を空けずに満席でした。

映画でも隣がいない贅沢空間に慣れつつあるので途端にちょっと狭く感じます。

舞台の大筋などはこちらをどうぞ。

Team申「君子無朋」 〝孤独な暴君〟の魅力余すことなく

https://www.sankei.com/article/20210722-GRJU5BVWSRJWHOIYFOCF3NQRLQ/

この記事は読みましたが、18世紀の中国のこととか予備知識は入れずに当日を迎えました。

東京オリンピックのパブリックビューイングを予定していたみたいです。見たかったなー。仕方ないですけどね。

コロナに加えて、東京オリンピック開催で、東京芸術劇場入り口で消毒と手荷物検査がありました。

開演前は、お客さんの人数が少ないからか、おしゃべりする人もいないというか、ちょっとやりすぎじゃない? と思うくらいの緊張感でした。

舞台は予備知識がなくても、ちゃんと説明があって、物語に入り込めました。

以下雑なネタバレなので、このあと観に行く方はご注意を。

中国なのでモンゴルとかチベットとかに武力を持って勢力拡大しています。

皇帝には子供が14人いて、うち、次の皇帝になるだろうとされていた子供(名前忘れました。。雍正帝と同じ母の子供。2人のみ母が同じ)が皇帝暗殺を企むのですが、佐々木蔵之介さん演じる雍正帝(子供の一人)が、父親である皇帝を先に暗殺することで阻止します。

理由はわからなかったのですが、雍正帝は、母親から愛情をもらっていなかったようで、もう一人の子供はおまんじゅうをもらい剣術馬術を習い、子守唄を歌ってもらっていたのに対し、雍正帝は一人で本を読む幼少期だったようです。

雍正帝は、自分で書いた皇帝の遺書を手に、次期皇帝として玉座に入ります。次期皇帝を期待されたもう一人の子供は、皇帝の墓守にして遠ざけ、母は苦に自殺。

他、力を持つ子供や家臣を全員解雇します(この書き方は違うかもしれません)。とにかく、独裁状態に。

戦争を仕掛ける周辺国に、対抗しようと提案する意見を蹴散らし、未開拓の農地があれば、米を植えて全て納めろと命令し。他。

家臣に嫌われまくる独裁ぶりですが、たくさんの本から学んだ知識と知恵で、たった13年で赤字だった国を大きく黒字に変えた暴君だった。というお話でした。

それを5人で演じてるんですけど、迫力がすごかったです。始まる前の緊張感も納得でした。

皇帝殺すシーンとか迫真すぎて怖かったです。音も。

途中コミカルなシーンもあり、本当に楽しめた舞台でした。宮城、石川、広島、福岡、長野、新潟、京都公演と続くので鑑賞予定の方はお楽しみに(ってネタバレあるしここまで読まないか)。

国のリーダーたる人

雍正帝に仕えていた人たちは本当に大変だったと思うのです。できるギリギリのところを攻める要望を同時だったり立て続けだったり実行し続けないといけない仕事です。ブラックどころじゃないです。

「まだ、寝る時間あるよね? そこ削ればいけるでしょ」と言われててもおかしくない。言われてそう。いや、言わずもがなかもしれない(過去私も言われたことがあるセリフです。はは)。。

蓋を開ければ戦争はなくなり、食べ物をはじめ物が豊かになり、傾いていた国を立て直した。しかもたったの13年で。

この時の中国の規模はわからないけど日本の日じゃない広さを収めていたんですよね(調べない)。

国を治める人に求められる能力は本当に多いし大変だと思ってます。コロナ禍でゴテゴテにまわっているように見える政権。オリンピックは盛り上がっているけど(少なくとも私は)経済効果とか見たらプラスにはならなそうだし、ネガティブな要素も盛りだくさんの現在。

 

実は、数年後、このコロナ禍&東京オリンピックを振り返ったら「菅さんマジすげー」って結末が待っているのかな?

 

外に出たらコンサートのリハーサルしてました

舞台が13時スタートだったので、15時過ぎに会場を出ると、夕涼みコンサートのリハーサルやってました。

生のピアノと歌声、数曲でしたが堪能しました。

残念ながら本番は17時から(?)とかだったので、帰路につきました。この後19時から、ポルノグラフィティ岡野さんの配信ライブです。こっちも楽しみました。

4連休最終日は満喫した1日でした。

Diary,LIVEレポ

Posted by chinacky★