彫刻家はしもとみおさんのワークショップで、くまのブランコモビールを彫ってきたよ!
へい!彼女!彫刻しにいかないかい?
と、F-KoJiさんに誘ってもらったので、よく意味もわからずに代官山アドレスという、おしゃれな場所に行ってきました。
代官山、渋谷寄りはなじみやすいのに、なんであっちの方はこう、、高そうというか、あ。値段とか敷居が。。
会場は、デパートの通路脇のスペース。なので、作業している横を買い物に来たマダムたち(偏見)が通っていきます。
だがしかし!正直そんな事気にしている余裕が無いくらい無我夢中で掘り進めていく事になることを、スタート前の私は知る由もありませんでした・・
イベントのスタートは16:30。終了予定は19時。所要時間は2時間半。。長いな。。と思いつつはじめたのですが、ホント、もう少し時間があればもっと良くなったはず><時間足りなかったです。。
今回作成する、はしもとみおさんの見本。ブランコに乗っている熊。
席に座るとおもむろに配られた、彫刻刀と、何となく形になっている木。そう、木。ちなみに楠木。
楠木って日本にたくさんあるんだって。杉などと違って材木にならない木とかで、使い道が少なくて、だから、切られる事が少なくて大きく育つケースが多いらしい。木の事とかは私はよくわからないけど、大きな木だなーと思う木はかなりの確率で楠木らしいです。はしもとみお先生談。
[note]☆私の彫刻スペック☆
学生時代(中学かな?どこかな?)お箸を作ろう!という課題があって、何とも言えないいびつなお箸を作り、そのときの先生が、みんなの作ったお箸に「売るならいくら」と金額をつけるという何とも意味のない事をされていて、私はクラスの最低金額500円を頂いたという。。笑い飛ばしましたが、それでも自分で作ったものをそういわれた事にひどく傷つき、彫刻は苦手意識が全開なのです。でも、無心で何かをするのは好き。ひたすら色をのせたり、彫ったり。誰かに評価される必要ないこういうワークショップは好き。でも、彫刻はとても苦手。[/note]
器用な方と言われるんですけどね。手芸とか好きだし。編み物も昔はまってたし。そういえば、彫刻は苦手だったなー。
あ、歌も苦手だ。音痴だとね。でも好き。歌うの好き。人に聴かせるものじゃないからヒトカラが好き。行きたいw
まず、この「木」どちらを顔にするか決めます。
手の位置や形が既に全員違う形をしています。私の「木」は左右非対称。なので、右手をあげている熊さんにしようと思って、フロントを決めました。フロントだと分かるように顔をかいておきます。
まずは、彫刻刀に慣れるため、後頭部を平刀で、ざくざく彫っていきます。
ある程度ほれたら、顔を彫っていきます。くまさん、鼻が思ったよりでているので、後頭部より顔の方がより深く彫ります。
耳を意識して彫り進めていきます。
こんな感じ。
手を彫ったり、おなかを彫ったりしながら全体のバランス見ていきます。手はドラえもんの手をイメージしながら丸く丸く。。
続いて足を彫っていきます。ここでは、のこぎりも使いました。のこぎり好き。力がいらないから。
そうそう、凄い力使いました。どう力を使っていいか分からないので探り探りですが、探っていると時間がなくなってしまいます。。
だいたい2時間で彫り終わり。
30分で色を付ける
というスケジュールです。むむむ無理。。。
無理と思っていた所で、一つ必殺技を覚えました。
[important]THE はしもと先生に彫ってもらう![/important]
という技です。見本に彫ってくれたりするのですが、格段に進みます。徒歩から自動車に乗ったときくらい。
足を彫るでよ。
前から後ろから掘り進めて、ようやく貫通!喜びの歓声が上がる瞬間です!「繋がった!!!」
お腹と足のラインとか、確認するためにペンで書きながら進めていたのですが、「この辺がウエスト」と横まっすぐに線を書いておいたら、はしもと先生に「あ!これ、服着た感じにします?」と言われ、いやいや、そんな、想定外の事を想定できる余裕なんて全くなかったのですが。。。だったのですが、面白いので服を着せる事にしました。しかも、サンタコス。
それによって、いびつでも、「服がもこもこしてる」という言い訳を手に入れる事が出来ました。ははははっ
っていうかさ、「うん!服着た感じ可愛くなると思う!!」とアドバイスをしてくださる、はしもとみお先生が可愛い!
イメージ的にははぐちゃんです。ハチクロの。小柄なんだけど、躍動感のある大きな作品を作ってしまうあたりリアルはぐちゃんです。
仕上げをして(仕上がってないけど)タイムアウト!これで彫り作業は終わりです。
目を彫っているときに、目がとれたー!とかワーワーいいながら彫りました。楽しかった☆
背景にエルメスを置くと価値が上がる気がするよねw
新聞に直接絵の具を出して、ドライブラシ(乾いている筆・・そのまんまか)で色を付けていきます。ポイントは、絵の具をつけすぎない事。木の色も残るくらい粗めに塗っていきます♪毛並みっぽくなったりするそうです。ってか、それには、毛並みを意識して彫るという事が必要だと思いますがwほら、服着てるしw
サンタコスのシロクマさん。目は、青。エフコジさんの熊さんと一緒。サンタのボタンはゴールド。ブランコは緑にしましたよ。ブランコに「Merry X’mas」入れて強引にそれっぽくしてます^^
他の参加者の方と、先生の見本とみんなで記念写真。
うちの子が一番高くとびそうじゃ無い??☆ふふっ^^
個性は、隠そうとしても現れてきます。個性的であろうとする必要は、無いのでしょう。 twitpic.com/bo7035
— はしもとみおさん (@hashimotomio) 2012年12月22日
はしもとみお先生がツイートしてたよー。
彫り始めると辺り一面に楠木の香りが。そのままでもいい香りなんだけど、ミントとかとアレンジするとよりよいらしい。
木なので消臭効果もありそう。加工して靴とかに入れるといいよ。と言われたので、木屑ももらってきました。
私はそのままでも好きな香りなので、タンスに忍ばせました^^
ちょこんとテーブルにおいてあったリス。片方はハンドパワーで木の実が浮いてるぜ・・・
大きな作品がたくさん展示されていました。躍動感ありです。すげー。はぐちゃん(違)
エフコジさん誘ってくれてありがとー!
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