go to eatキャンペーンが錬金術以外も火種だと思う

2020 年 10 月 14 日

新型コロナウイルス（covid-19）で落ち込んでいる業界を盛り上げようと政府が掲げているgo to キャンペーン。

go to travel、go to eat とか、なんか色々あるんですけど。旅行業界、飲食業界を助けるんだったら、そのうち go to エンターテインメントとかも出てきてくんないかなとか思うわけです。ライブ行くほどにお得とかお得！

go to トラベルはまだ使ったことがないのですが、先日go to eatを使いました。

go to eatといえば「錬金術」が話題になっています。1人でディナータイムの鳥貴族を予約して、焼き鳥1本だけ食べて帰ることで、1000ポイントもらえるのでぼろ儲け。って話なんですけど。これは予約サイトで席のみ予約できなくするとか対応しているみたいですね。

そもそもgo to eatキャンペーンって

利用方法は2種類あります。

プレミアム食事券を買う：自治体が発行する食事券12,500円分を10,000円で買う
ネット予約する：ランチ500ポイント、ディナー1000ポイントが後日付与される

私が利用したのは後者の方。ディナータイムに使ったのです。ただし、これがとても厄介。

go to eat さ、幹事さんにポイントが後日入るじゃん。だからって、食事会で、1人1000円ずつ幹事さんに一時的に背負ってもらうのも気が引けるじゃん。だからって幹事さんが1000*人数得するのももやっとするじゃん？悪手だと思うわぁ。。

— 皆元チナ@どこでもドア（ジャンク） (@chinacky) October 9, 2020

思わずツイートしちゃったんだけど、これは錬金術っちゃーそうなのかもしれません。幹事になり、いい感じにうやむやにしちゃえば、食事会に参加した人数分のポイントが後日もらえるのです。ひゃっほい。

え。最悪。

これまでも、ぐるなびとか、食べログとかで予約すると、微々たるポイントがもらえました。頻繁に食事会の幹事をする人ならポイント使う機会もあるでしょうが、予約して食事に行くことが一大イベントなくらい食事会と縁遠い私は、過去ポイントを使うことなく消えて無くなっていたと思います。それでも気にならない程度の微々たるポイントです。

ただし、今回もらえるポイントはそんな微々たるものじゃないのです。一人当たり1000円ももらえるのです。1000円すよ。

何が厄介なのか

ツイートにも書いたんですけど、ポイントをもらえるタイミングが「後日」なのです。

たとえば、食べログでは、来店した翌月の10日に付与されます。

このポイントは、「食べログ」でしか使えません。ポイントの期限は、2021年1月31日までです。

食べログはいい方で、ぐるなびに至っては、ポイント付与は翌月8日。ポイントの期限は、付与されてから60日後までです。ホットペッパーグルメもポイント付与翌々月末まで。

付与されるポイントは「対象期間に対象店舗に赴いた人」に付与されるべきなのですが、おそらく「友達にポイントを分ける」機能はなさそうです。これがあれば万事解決するのに。

そうなると、後日ポイントが付与される幹事さんが、参加人数＊1000円を支払い時に立て替えて多めに払うのが平等な気がしますが、期間限定かつ、対象のサイトでしか使えないポイントと実際の1000円が同価値かっていうと、幹事さん的にモヤっとしますよね。幹事なんて大変なことしてるのに。

だからって、幹事さんありがとー！でプレゼントするには大金です。最後にお釣りの数百円を幹事さんに渡すのとは違います。モヤっとします。

相談の上、みんなが納得していれば幹事さんにプレゼントでもいいと思いますが。なかなかにセレブな発想です。

後日、貯まったポイントでご飯を食べに行く時、別のメンバーで行くとします。会計時に「今日の支払いは事前に済ませてあるから」となるのですが、全額ポイント払いできれば会費制っぽくスマートにできるものの、中途半端にポイントで支払って、残りの金額が書かれたレシートをうっかり幹事以外に手わたそうものなら、錬金術はきっと失敗するでしょう。後日一緒に食べに行った人が得をして初回の人たちは……。

ちなみに、その時点でまだgo to eatキャンペーンが終わっていなければ、幹事にはさらに参加人数*1000ポイントが後日付与されます。

ポイントを使えるお店は限定されていています。錬金術した人も、おそらく、ポイント使うときは、コースで予約することになると思われます。一人から予約可能なお店もあるみたいですが。。んーーー。

といいつつ、サイト眺めたらランチでも使えるところ多くてポイントで食べられるなら幸せだと思いました。錬金術いいな。