ナチス時代の同性愛 舞台「BENT」鑑賞レポート

お誘いいただいたので、舞台「BETN」初日を鑑賞して参りました。

BENT

ナチスドイツの支配によって
絶望と暗闇だけに覆われていた強制収容所。
そんな過酷で救いのない状況下においても
人間の愛と尊厳を失わずに生きた男たちの物語。

ヨーロッパ企画や、Mr.SLIM(舞台じゃなくてミュージカルかな)、去年はスーパー歌舞伎も鑑賞しました。
そんな感じで、友人の舞台を見にいったり、自分も出演したりしたことはあったのですが、知り合いが出演していない舞台はおそらく初めてです^^

会場は三軒茶屋の「世田谷パブリックシアター」。もちろん、初めて行きました。

この記事、写真が少ないですよ。
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まるで空気になったような舞台の雰囲気

スーパー歌舞伎を見にいったときも緊張しましたが、となりのマダムが開演前に作法など教えてくれたので、リラックスして楽しめました。ワンピースでしたし。

BENTは、田園都市線が止まったこともあり、30分ほど遅刻してしまいました><
暗い客席で、静かに席まで案内してもらい、前を見ると佐々木蔵之介さんが演じられていて、周りは咳ひとつできないような緊張感でした。

空気になったような、深海にいるような不思議な空間でした。

ライブの一体感とは違いますが、役者の方の演技を、空気を感じることができるのが、こういった舞台の楽しみ方なのかな? と思いました。

シンプルだけど計算された舞台演出

舞台素人なので、他の舞台と比較はできないのですが、出演されている方への光の当て方、音の響き方、舞台を変えるときの演出なんかも楽しめました。

私が見ているのは1点なのですが、逆サイドから見たらどう見えるのか、2階席からみたらどう見えるのかをイメージして、照明の当て方や役者の皆さんを眺めてました。
これは、ライブに行ったときもよくやる妄想です^^結構楽しいです。

ナチスドイツの同性愛がテーマの舞台

あまりネタバレはよくないと思うのでストーリーには触れませんが・・・

ナチスの同性愛者迫害描く舞台『BENT』、佐々木蔵之介&北村有起哉が共演

同性愛がテーマなのはいいのかなと。

途中休憩があるのですが、休憩開けの2部。とくにラストシーンにいくにつれて、まわりですすり泣く音が聞こえました。

残念ながら私には、恋愛で泣く感性が欠落しているので、泣きポイントはわからなかったのですが、泣けるお話のようです。

私の泣きポイントは学園ものとかで努力して甲子園に行くとか、かるたで全国優勝するとか、殺せんせいを暗殺するとか、(後半アニメですが)そういうのにはめっぽう弱いです。年を重ねるほどに弱いんです。
みんな大好き「タイタニック」とか恋愛が濃厚なのは「???」ってなってしまうので、途中ちょいちょい引いてしまいました(ごめんなさい)。

演技の迫力はとにかくすごかったので、感情移入できるテーマだったら入り込めたかなぁ・・^^♪ と思います。

エキストラのお仕事をしているので、俳優さんの演技を間近に見る機会はあるのですが、魅了する力すごいです。

未体験の方には是非体験して欲しい

舞台を体験したことがない方、ディズニーの夢の国ともまた違う、特有な雰囲気、会場のオーラを一度感じてみてください。

BENT イベント情報

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だいぶ売り切れていますが、まだチケット買えますよ!

チケットぴあ「BENT」東京公演

東京、仙台、広島、福岡、京都と公演がありますのでお近くの会場へどうぞ☆

チケットぴあ「BENT」

会場に向かうエスカレーターで思わず目に飛び込んできた、ヒーローアカデミア。。。

写真が少ないからって!
写真が少ないからって!

いや、BENTの看板もあったんですけど、入る前は開演していたので急いでて、終わってからは、なんかいろんな意味で未知の世界にぼーーーっとしていたので撮り忘れました。

そしてなぜか撮っていたヒロアカ☆主題歌ポルノグラフィティ!
同じ時間、同じ金額を使うなら、私はライブの方が好きですよ。騒いで叫んで踊って、ストレス発散にもなるし(笑)
ライブは、能動的に行きます。でも、舞台もまた見にいきたいです。機会があれば♪

Diary,LIVEレポ舞台

Posted by chinacky★